経営者の方や、将来起業したいと考えている方にとって勉強すべきことはたくさんあります。
しかし、忙しい時間の中で何から手を付けていいか分からないとお考えの方も、少なからずいらっしゃるでしょう。
そこで、本記事では経営者の方が優先的に勉強すべきことや、勉強の方法についてご説明していきます。
経営者に必要な知識を知ろう!
勉強を始める前に、経営者として何を学ぶべきかを決めましょう。
基本的には、
・経理や会計に関する基礎知識
・社内の管理方法
・社外に対する経営知識
などが大切です。
会社を経営するにあたって、数字に強いことはかなり有利に働きます。
実際に自分が数字を算出するわけではなくでも、
・簿記の基本知識
・財務、会計、経理それぞれの特徴
・決算書の基礎知識
くらいは事前に勉強しておくことをおすすめします。
社内の管理方法は、
・自社の事業計画
・企業理念の共有
・開発や研究設備の管理
・人材のマネジメント
などが挙げられます。
一方、社外の経営知識としては
・宣伝方法
・金融機関などへの交渉
・顧客との付き合い
・他社の付き合い
・株式や不動産への投資
などが必要となります。
もちろん、実際に経験しながらでないと学べないものも多いですが、事前にある程度知識をつけておくとより吸収しやすいでしょう。
自分で勉強する方法
経営者に必要とされる知識が分かったところで、ここからは勉強の方法について迫っていきます。
自分で勉強する方法として、
・書籍を使う
・セミナーや講演会に出向く
・尊敬する経営者に学ぶ
などがあります。
経営に関わる書籍は、経営や仕事に関するチャンスがたくさん散りばめられています。
有名な企業の経営者やコンサルタントなど、いろいろな立場の人の本を読むと、まんべんなく色々な知識を身に着けられるでしょう。
かさばるからたくさん買いたくないという場合は、電子書籍にするとスキマ時間や移動時間に手軽に読めます。
書籍で勉強する場合、ただ読むだけでなく特に勉強になった部分をマークしたり、それについて自分の感想をまとめるのも、考えが整理されるのでおすすめです。
経営者の話を直接聞きたいという場合は、セミナーや講習会を利用するのもよいでしょう。
ただ、セールスや勧誘の場として使われることもあるので、事前に開催する団体について調べておいてください。
最近は、TEDなど世界中の経営者の話が動画で学べるコンテンツも充実しています。
こういった動画からは、経営で大切な考え方の他に立ち振る舞いやしゃべり方も学べます。
身の回りの経営者から直接教えを乞うのは、とてもおすすめです。
世に出回っていない話が聞けるだけでなく、先輩経営者との仲を深めることで、仕事を紹介してもらえたりビジネスパートナーとなる可能性もあります。
先輩経営者から教えを乞う事は、直接的にビジネスに繋がることもあるので、人脈は大切にしましょう。
経験や体験談から学ぶこと
人付き合いや交渉など、実践でしか学べないことは早いうちからどんどん経験を積むのがおすすめです。
経営者だけでなく、ビジネス関係の交流会やイベントもたくさん開催されているので、積極的に参加してみましょう。
経験を重ねるだけでなく、思わぬ人脈づくりに役立つこともあるかもしれません。
実践が大事なのは、SNS運用にも当てはまります。
日本国内の企業は、SNSの活用があまりうまくいっていないところも多く見受けられます。
親近感をアピールするために内輪ノリを重視しすぎていたり、一方的な情報発信にとどまらないよう、プラットフォームごとの雰囲気を読んで使い分けるなどの工夫が大切です。
まとめ:経営者が勉強すべきこととは?どのようにして学べばいいのか?
今回は、経営者が勉強すべきことや学び方について解説いたしました。
・経理やコミュニケーション能力など経営に関することは身に着けておく
・書籍や講演会など、成功した経営者から学ぶ方法はたくさんある
・実践がものを言う分野は早めに経験を積むことが大切
という3つが本記事のポイントでした。
限られた時間を有効に活用して、知識を身に付けましょう。