有線放送などのBGMサービスは選択肢も充実しているため、導入に迷われている方も多くいらっしゃいます。
その中で大切な判断基準となるのがコストではないでしょうか。
この記事では、有線放送サービスの中でも大手として知られている2つの会社をピックアップして、特徴や料金の目安をご紹介していきます。
Contents
有線放送シェア上位のUSENとキャンシステムをご紹介
有線放送サービスの中でも特に有名なのは、
・USEN
・キャンシステム
の2社でしょう。
料金プランについて解説する前に、まずはこの2つのサービスについておさらいしていきましょう。
USEN
USENは、店内で利用する有線放送の代名詞的な存在です。
50年以上もサービスが続いており、豊富な経験を活かし時代にマッチした事業展開を行っています。
有線放送としては、
・総チャンネル数500以上
・時間や季節によって変化するチャンネル100以上
・音圧や選曲のクオリティの高さ
など業界随一のサービスを誇っています。
管理システムも徹底しており、チャンネル内で流す候補の楽曲の中から実際に採用されるのは全体のわずか3%ほどだそう。
国内外問わず、セレクターやDJと日々交流して一流サービスの名にふさわしい曲選びを行っています。
BGM以外にも、放送に関係するコンテンツの充実にも目を見張るものがあります。
コメントやオリジナル楽曲の制作は2万コンテンツ以上、ナレーター800名以上と提携しているので、シチュエーションに応じた内容を柔軟に作成できます。
キャンシステム
キャンシステムは衛生放送・有線放送として、半世紀近くの歴史を持つ老舗サービスです。
地域密着型のサービスを目指しており、エリアごとに最適化した構成を用意するなど他にない特徴が人気を集めています。
すべてのチャンネルでリクエストが可能で、募ったリクエストのデータは年末の有線大賞の選考基準のひとつとして使われているほど、権威ある存在です。
店舗用BGMサービスにはいくつか種類がありますが、有線放送は3つの内容からプラン選択ができます。
本部から一括管理できる「MCAN」という自動化機能もあるので、チェーン店や複数店舗経営している方は有線放送と合わせて利用されることも多いようです。
USENの料金について
USENを利用する際に必要な料金はいくらくらいなのでしょうか?
月額費用から、諸手続きに必要な費用まで調査いたしました!
【店舗用】
月額料金:5,000円前後
工事費等初期費用:店舗の規模やコースなどによって異なる
【オフィス用】
月額料金:(プランごとに異なる)
Greenプラン:9,000円
Whiteプラン:5,000円
GreenプランEZ:10,000円
WhiteプランEZ:6,000円
初期費用:(プランごとに異なる)
Greenプラン:30,000円
Whiteプラン:30,000円
GreenプランEZ:90,000円
WhiteプランEZ:90,000円
初期プランニング費用(プランごとに異なる)
Greenプラン:50,000円
Whiteプラン:0円(有料オプションで提供)
GreenプランEZ:50,000円
WhiteプランEZ:0円(有料オプションで提供)
参考:https://sound-design.usen.com/guide/price-plan/
店舗用の有線放送は、専用の機器を工事で設置するためお店の内装や規模によってコストが変動いたします。
月額料金も契約するコースやプランによって金額が変わるので、目安としてお考えください。
キャンシステムの有線放送のコストは?
キャンシステムは、有線放送と衛星放送でそれぞれプランがあり、契約するプランによって月額料金・加入料金ともに異なります。
<有線放送>
【ケーブル30】
加入料:15,000円
月額料金:4,500円
【ケーブル50】
加入料:20,000円
月額料金:4,500円
【ケーブル120】
加入料:30,000円
月額料金:5,000円
<衛星放送>
【ライト】
加入料:30,000円
月額料金:4,000円
【ベーシック】
加入料:30,000円
月額料金:4,500円
【プレミアム】
加入料:30,000円
月額料金:5,000円
参考:https://www.can-bgm.biz/service/#businessdiva
店舗の設備がない場合は、上記の料金と別途で工事費が必要となります。
見積もりの際に担当者の方とよくご相談ください。
まとめ:有線放送の料金はいくら?大手2社の目安をご紹介!
いかがでしたか?今回は、店舗で使用する有線放送の中でも特に人気のある大手2社についてお届けいたしました。
USENはコースやお店の環境に応じて必要なコストが上下しますので、詳しい料金を知りたい方は、問い合わせてみましょう。
キャンシステムは、希望するチャンネル数に応じてプランが選べるので目的によって使い分けることも可能な点が便利ですよね。