組織作りって具体的に何をすればいいの?やるべきことを明確にしよう! – 開業支援のオフィス店舗経営.COM|店舗オーナー様をトータルサポート

2020.8.7

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組織作りって具体的に何をすればいいの?やるべきことを明確にしよう!

組織作りって具体的に何をすればいいの?やるべきことを明確にしよう!

組織作りには明確なビジョンが必要で、仕事だけしていれば自ずとそれらしくなっていくというものではありません。
しかし、起業した時や会社が忙しい時には、細かい部分まで気を配るのが難しい場合もあるでしょう。

そこで今回は、会社や人材を育てるために組織作りですべきことをご紹介していきたいと思います。
これから会社を立ち上げる方や、既に経営されている方必見の情報ですので、最後までご覧ください。

目標を作り共有する

まずは、会社のビジョンを明確にしましょう。
これは対外的なアピールだけでなく、社内向けとしても大切です。
というのも、働く上で目標や未来のビジョンというものが大きな柱になるからです。

同じ仕事内容でも、ただ「仕事をしているだけ」と「目標に向かって仕事をする」のではモチベーションが変わってきます。
しかし、いきなり最初からビジョンを押し付けてしまっては、負担に感じることもあるはず。

そこで有効なのが、段階的な目標を作って共有していくという方法です。
人間がより大きな目標に挑むためには、成功体験の積み重ねが大切ですよね。

達成しやすい目標があれば人材がまとまりやすいので、
・経営計画書を明確にして人事評価制度と連動
・行動理念を明示してビジョンへの道のりを示す

などを取り入れることがおすすめです。

リーダーとなる人材を育成する

ビジョンや目標を伝えたら、リーダーとなってチームやグループを目標まで引っ張ってくれる存在が必要です。

当然人の性質によって向き不向きはありますが、誰もがいきなりリーダーとしての役割を全うできるわけではありません。
リーダーシップを発揮するためには人材の育成が不可欠となります。

育成のためには、
・会社の経営に携わるという「当事者意識」を持たせる
・コミュニケーション能力を伸ばす
・解決能力を伸ばして効率よく解決する能力を身に着ける

などの訓練が役立ちます。

それぞれの考え方を見つけるために有用な書籍も多数あるので、ぜひチェックしてみてください。

長いスパンでモノを考える

「会社を成長させるためには一朝一夕ではダメだ」という一般的なイメージを持っている人は多いのに、いざ自分が当時者になるとついつい結果を急いてしまいがちです。
短期的な目標もモチベーション維持のためには重要な役割ですが、それがゴールになってしまってはいけません。

会社として成長を続けるためにも、トップが長期的なビジョンを見据えることが大切になってきます。

社内の人間と向き合う仕組みを作る

組織の中で最も重要でありながら、難しいのが人事制度ではないでしょうか。
会社だけでなくあらゆる組織を作り上げるのは人間ですが、規模が大きくなっていくにつれて人間関係に偏りが生まれたり、個人レベルに目を向けるのが難しくなったりします。

従業員と向き合うためには人事評価制度を適切な内容に作り上げたり、定期的に面談や外部カウンセラーと提携して、気持ちに寄り添う仕組みを作り上げたりすることが大切です。

人には色々なタイプがあり、自発的に声を上げられるような人は多くありません。
何かトラブルが起きてから向き合うのではなく、未然に対応することで健全な組織が作られます。

人事評価は、
・目標達成度
・能力
・行動特性(コンピテンシー)

などの項目で評価することが多いです。

コンピテンシーは効果を出している人をモデルに、その人の行動や仕事への姿勢を参考にすることで、他の人も成果が上がるという考え方です。
業種や会社によってコンピテンシーの項目は異なります。

人材を評価する際は一元的な価値観からではなく、多面的に行うことが大切です。

まとめ:組織作りって具体的に何をすればいいの?やるべきことを明確にしよう!

組織作りに絶対的な正解はありません。
というのも、会社によって目標やゴールが大きく異なるからです。

まずは、会社が掲げる目標を明確にすることが大きな柱となり、そのための人材確保や育成、ルール作りやミッションが骨組みとなっていきます。
今回ご紹介したポイントが、会社全体が良くなって成長していく組織作りに役立てばなによりです。

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