これから店舗経営をされる方が知っておきたい『コンセプト』の意味とは?
飲食店や事務所を開業する際、『コンセプト決め』は最初にやるべき作業と言えます。
しかし、「コンセプトって何のために考えるのか分からない」という人も多いです。
そこで今回はコンセプトの意味について、そのメリットを交えながらお伝えします。
Contents
コンセプトとは
まずは、コンセプトがどういった意味を持つのか見ていきましょう。
広辞苑やWikipediaなどで記載している内容は多少違いますが、コンセプトを和訳すると「概念」です。
物事の概括的・総括的な意味となりますが、難しく捉える必要はありません。
要は、物事のスタート地点を作り、ゴールまでの道筋を考え、どのようにサービス提供していくかを考えるのがコンセプトです。
店舗作りの基礎とも言え、今後どのような経営をしていくのか、目標をクリアするためにどのようなことをすれば良いのかを決める、重要なものになります。
コンセプトはキャッチコピーではない
よく勘違いされやすいのですが、『コンセプト=キャッチコピー』ではありません。
キャッチコピーは、そのお店のイメージや雰囲気、テーマなどを分かりやすく伝えたものです。
一方のコンセプトは、そのお店としての価値を瞬時に伝える「言語」のようなものと言えます。
そのコンセプトを聞いただけで、そのお店の概要や価値が瞬時にインプットさせることが成功へと繋がるのです。
最初は難しいかもしれませんが、コンセプトは何回も練り直すものです。環境の変化やトレンドを取り入れながら臨機応変に対応していきましょう。
コンセプトを決めるメリット
では、コンセプトを決めることで得られるメリットを紹介していきます。
運営方針や計画を立てやすい
コンセプトを決めることで、店舗の運営をどのように進めていくのかという方針や計画を組みやすくなります。
コンセプトに沿った計画書を作ることで、運営方針の穴やミスを気付きやすくなり、素早い改善に繋がっていくことから事業失敗のリスクを下げることが可能です。
地域を絞りやすくなる
店舗を構える場合、コンセプトを決めることで「メインターゲットを集客するにはどの地域にするべきなのか」が分かりやすくなります。
高級志向であれば青山や銀座、大衆志向であれば新橋など地域性を捉える指標にしてみると良いでしょう。
宣伝方法を決めやすい
自分のお店を宣伝(アピール)するには、以下のような方法があります。
・インターネット(Web広告・各SNS・専門サイトなど)
・チラシやビラなどの紙媒体広告
・メディアなどに取り上げられる
若者をメインターゲットにするのであればネット経由、地域密着型で地域限定感を出すのであれば紙媒体など、それぞれコンセプトに合った宣伝方法があるのです。
店舗の雰囲気をイメージしやすくなる
コンセプトを決めることで、どのような店舗にしていくのか、どの部分に拘りのレイアウトを取り入れるのか、などの店舗イメージがしやすくなります。
店舗を立ち上げる際の初期費用などの算出もしやすくなるメリットもあります。
スタッフなどの雇用に役立つ
決めたコンセプトを実現するためには何人のスタッフを雇う必要があるのか、雇うのであればどのような人物にするべきなのか、払える人件費はいくらまでなのか、などを明確にするのに役立ちます。
スタッフ側もコンセプトが分かることで働きやすくなります。
まとめ:これから店舗経営をされる方が知っておきたい『コンセプト』の意味とは?
コンセプトが、お店の運営を左右するものということが分かったと思います。
コンセプトに合ったサービスを提供することが、お客様だけでなくスタッフなどにも良い印象を与えるのです。
逆にコンセプトと真逆なことをするだけで、経営不振になったりスタッフの信頼も落とすことになります。
無理難題なコンセプトを掲げるよりも、分かりやすく印象に残るコンセプトにするようにしましょう。