「飲食店に害虫が増えてきてるんだけどどう対処すればいいんだろう・・・」
「害虫を侵入させない為にはどうすればいいんだろう・・・」
飲食店にとって害虫は、本当に困る存在ですよね。
害虫がお店に入ってしまうと、お客さんにお店が不衛生なのでは?という印象を与えかねません。場合によっては、風評被害にあってしまうことも考えられます。
また、飲食店は食品を扱っていますから、お客さんのいる時に殺虫剤を店中に散布するわけにもいきません。
そこで本記事では、害虫をお店に侵入させない・増やさないための対策をご紹介いたします。
Contents
害虫をお店に侵入させない・増やさない4つの方法とは?
害虫がお店の運営や経営に大きく影響を及ぼすことは、言うまでもありません。
ここでは、害虫対策について解説していきます。
方法1:掃除
害虫をお店に侵入させない・増やさないための基本は掃除です。
飲食店ですから、日頃からこまめに掃除はしていることでしょう。
しかし害虫は、テーブルの下や冷蔵庫の裏側のような、ゴミが溜まりやすい場所を好みます。
そうした場所を毎日掃除するのは大変ですが、なるべく意識的に掃除するように心がけ、ゴミが溜まらないように店内を清潔に保ちましょう。
方法2:生ゴミの処理
飲食店で必ず出る生ゴミの処理の方法についても、検討しなければなりません。
害虫にとって生ゴミは大好物なので、処理を怠っていると匂いに誘われて害虫がやってきます。
また、生ゴミがある場所は害虫繁殖の温床にもなるので、その日の営業で出た食品クズや残飯などの処理は毎日確実に行うようにして、なるべく溜めないようにしましょう。
特に夏場の暑い時期は、こまめに廃棄処分することをおすすめします。
方法3:除湿
厨房付近はどうしても湿気が高くなりがちです。害虫は湿気の多いところも好みます。
厨房付近の湿気を改善するためには、換気扇をまわし続けることがベストです。
つまり、常時店内の換気をすることで改善は可能ですので、ぜひ取り組んでください。
また、除湿器や除湿剤も一定の効果を生み出します。
置いておくだけで湿度が改善され、害虫にとっても不快な環境になるので発生が防げます。
方法4:照明をLEDにする
夜になると窓に害虫がたくさん集まってきたり、外灯に虫が集まっていたりするのは照明が発する紫外線に引かれるからです。
LEDは紫外線を発していないので、店内照明や外灯をLEDにすれば、お店に寄ってくる害虫を減らすことができるでしょう。
ハーブの香りで害虫対策ができる?
飲食店は食品を扱っていますから、お客さんがいる前で殺虫剤をまくわけにはいきませんし、店内に殺虫剤の匂いがすると、気分を害してしまうお客さんが出る可能性があります。
そこで、おすすめなのがハーブです。実はハーブのなかには、虫が嫌う香りをしているものが多く存在します。
例えば、料理にも使うことがあるカモミールは、害虫除け効果が高いハーブです。
カモミールは、りんごに似た香りがするので気分を害する方はいないでしょう。お店の入り口や窓際にカモミールを置くだけで、虫除けになります。
その他、ペパーミントやバジル、レモングラスといったハーブにも虫除け効果があります。
特に、バジルは料理にも使うことが多いハーブですからおすすめです。
まとめ:飲食店経営者は押さえておくべき害虫対策について!
害虫対策の基本は何と言っても、掃除をして常に店内を綺麗にしておくことです。
掃除しにくい場所はどうしても毎日掃除するのは難しいですし、遅くまで営業していると生ゴミの処理を翌日にしてしまいがちです。
しかし、来店されるお客さんのためにも、害虫が寄ってくることができない環境を作ることが大切です。