飲食店を経営するうえで顧客管理はとても重要であり、顧客情報を管理することは、昔から商売の基本です。
しかし、何のために顧客管理をするのか?という目的を知らなくては意味がありません。
そこで今回は、顧客管理で得られるメリットと、顧客管理をするのに役立つアプリを紹介します。
Contents
顧客管理で得られる5つのメリットとは?
それでは、飲食店で顧客管理するメリットについてみていきましょう。
メリット1:お店の問題や課題を割り出すことができる
顧客管理によって得られたデータを使うことで、お店の問題点や改善するための課題を客観的に分析することができるようになります。
メリット2:お客さんに合わせたサービスが提供できる
顧客管理をすることで、それぞれのお客さんに応じたきめ細かな対応、常連のお客さんの特別な日にダイレクトメッセージを送るなど、そのお客さんに合わせたサービスを提供することが可能となります。
メリット3:顧客満足度が上がる
お客さんに合わせたサービスの提供や、それぞれのお客さんに応じたきめ細かな対応ができるようになれば、顧客満足度の向上に繋がります。そして、自然とリピーター客も増えていきます。
メリット4:来客対応がしやすい
顧客管理をしていれば、常連のお客さんでなくても、来店されたことのあるお客さんかどうかが判断できます。
以前に予約されたことがあるお客さんに、連絡先を何度も聞いてしまえば、気分を害してしまう可能性もあります。
また、お店側にしても何度も名前と電話番号を聞き、その都度メモを取るのは余計な業務を増やすことになります。
顧客管理によって過去の来店記録を確認して、お客さんへの対応がしやすくなることは、大きなメリットとなります。
メリット5:無断キャンセルを防ぐことができる
飲食店に大ダメージを与えてしまう行為といえば、無断キャンセルですよね。
顧客管理をしていれば、予約したお客さんの住所や電話番号が分かりますから、無断キャンセルを防ぐことができます。
また、無断キャンセルをしたお客さんの名前と電話番号を登録しておけば、再度予約をしてきたときに、予約を断るなどの対策を取ることも可能です。
顧客管理をするのに役立つアプリを紹介!
顧客管理というと、費用をかけてシステムを1から作成し、導入する必要があると思われがちです。
しかし、最近はスマートフォンのアプリに顧客管理をするのに役立つアプリが、多数開発されています。
飲食店の顧客管理に役立つ顧客管理アプリのなかでも、多くの飲食店で利用されているアプリを2つ紹介します。
おすすめアプリ1:レストランボード
リクルートが提供している顧客管理アプリが「レストランボード」です。
リクルートの提供するPOSレジアプリ「Airレジ」と連携できるので、Airレジとレストランボードを揃えて導入するのがおすすめ。
他にも予約管理や空席情報をネット予約と自動連携するなど、便利な機能が充実しています。
参考:https://airregi.jp/restaurant-board/
おすすめアプリ2:TableSolution
TableSolutionは、ホテルニューオータニ内にあるレストランでも使われているアプリです。
顧客管理に加えて、ネットや電話の予約管理ができ、無断キャンセル防止機能も備わっています。
多機能なアプリであることもあり、30席以下の飲食店は月額12,000円、101席以上の飲食店は月額20,000円ほど使用料金がかかります。
個人経営の飲食店だと、利用するための負担が大きいかもしれませんが、度々無断キャンセルがあるようなら導入してみてもよいかもしれません。
参考:https://www.tablesolution.com
まとめ:飲食店経営者が知っておくべき顧客管理について!顧客管理アプリもご紹介!
顧客管理することは昔から商売の基本ですから、飲食店でも顧客管理することでさまざまなメリットが得られるでしょう。
最近は、簡単にダウンロードできる顧客管理アプリがあります。今回、紹介した2つのアプリ以外にも顧客管理に役立つアプリがたくさんあるので、そうしたものを活用しながら顧客管理してみてください。