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2020.8.10

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飲食店のコンセプトはどのように決めればいい?その作り方を徹底解説!

飲食店のコンセプトはどのように決めればいい?その作り方を徹底解説!

新しい事業を始めるときや、開業するときには『コンセプト』を決める必要があります。

そのコンセプトがお店の指標になり、掲げている目標を達成するまでの道標になるので。
そのため、お客様に対して魅力的であり、尚且つそれを提供できるコンセプトを考えなくてはいけません。

そこで今回は、コンセプト作りに役立つ方法を解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

5W1H(7W2H)で考えてみる

5W1Hとは、【Why・When・Where・How・What・Who】の頭文字を取った言葉です。
物事やコンセプトを決める際には、これらを参考にして作ると上手くいくことが多くあります。それぞれにどのような特徴があるのか、どのような考え方をすれば良いのか解説していきます。

Why(なぜ)
なぜこのお店を開店しようと思ったのか、なぜこのメニューを提供したいのか、という部分に注目してコンセプトを考えてみましょう。
コツとしては、一つの「なぜ」だけで決めないことです。
例えば、「韓国料理が好きだから」という理由を思いついたら「なぜ韓国料理が好きなのか」と突き詰めていきます。
すると、自分だけが生み出せるコンセプトを思いつく可能性が上がります。

When(いつ)
その商品を提供するのはいつが良いのか、この時期だからこそ自分の店に需要がある、のように季節やイベントにちなんだサービスを提供する事業は、Whenを意識するのが重要です。
限定感を出すことで購買意欲を満たすことができます。

Where(どこで)
店舗や事務所をどこに設立したいのか考えてみましょう。
それはどのような場所なのか、住宅街なのか、都会の真ん中なのか、住んでいる人の特徴はあるのか、などからコンセプトを決めていくのも一つの手です。
逆に、その場所だからこそやってこなかったコンセプトにするのも、インパクトが残って成功する可能性があります。

How(どのように)
その店では、どのようにして商品を提供するのか、提供するためにはどのような工夫をするのか考えてみましょう。

同じ商品を提供する場合でもサービス内容は違ってきます。
食べ放題、コース料理、平日限定、24時間営業、テイクアウト可など、自分のお店ならではの特徴をコンセプトにしてみるとお客様にも印象強く残ります。

What(何を)
その店では、どのようなものをお客様に提供するのかを考えてみましょう。
料理の種類でも良いですが、他にこだわった部分があればそちらもコンセプトに盛り込むと良いでしょう。

Who(誰が)
誰がその商品を提供するのか、その人が提供する商品だからこその価値は何なのか、を中心に考えていくことでコンセプトが固まっていくこともあります。
一人一人違うからこそ、提供できるサービスが見つかるかもしれません。

7W2H

7W2Hとは、上記に【Which・Whom・How much】の2W1Hを加えたものです。5W1Hだけでは決められなかった場合などに考えてみると良いでしょう。

Which(どれを)
どの商品をメインにして提供すべきなのか考えてみましょう。自慢の商品で勝負するのか、豊富なメニューを強みにするのかでコンセプトが変わってきます。

Whom(誰を)
どういった人をメインターゲットにするのか考えてみましょう。子供、大人、男性、女性、家族連れ、女子会など、訪れる人が喜ぶコンセプトだと良い印象を持たれやすいです。

How much(いくらで)
いくらで提供するのか、他の店よりも安くするのか、高くても良い商品を提供すべきなのか、という点を考えながらコンセプトを決めていくのも一つの手です。

練り直しも時には必要

一度決めたコンセプトを伸ばしていくのも必要ですが、環境の変化によって練り直す必要が出てきます。

世の中のトレンドは常に変化していきますし、法律や条例も定期的に見直されるものです。
例えば24時間営業をコンセプトとしていた場合、条例で24時間営業ができなくなればコンセプトを練り直さなくてはいけません。どんな環境になっても柔軟な対応ができるようにしておきましょう。

まとめ:飲食店のコンセプトはどのように決めればいい?その作り方を徹底解説!

いかがでしたか?今回はコンセプトの決め方について解説しましたが、必ず成功するコンセプトというものは存在しません。

また、作り直すことは何回でもできます。失敗を恐れず、まずはこの記事で記載した部分をおさえながら考えてくださると幸いです。

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