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2020.5.7

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spotifyの費用は?spotifyを店舗BGMとして利用する事はできるの?

Spotifyは音楽ストリーミングサービスの1つです。
Spotifyでは1億曲以上の音楽が聞き放題となっており、180以上の国と地域で6億1,500万人ものユーザーが利用するサービスです。
しかし、お店で音楽を流すにあたり、Spotifyは商用利用が可能なのでしょうか。
実はSpotifyは個人利用を目的としたサービスのため、店舗BGMとして商用利用することができません。

この記事では以下のことがわかります。
・Spotifyが店舗BGMとして使用できない理由
・他の音楽サブスクは商用利用できるのか
・著作権問題をクリアして店舗BGMを流す方法

店舗BGMは著作権問題について理解する必要があります。
この記事を最後まで読んで、Spotifyのサービスについてと店舗BGMを導入する方法を理解してください。

Spotifyの各プランの費用はいくら?

Spotifyは以下のプランがあります。
・フリープラン
・プレミアムプラン
・ファミリープラン
・学生プラン

それぞれのプランについて説明します。

フリープラン

フリープランは、Spotifyのサービスを無料で利用できるプランです。
「高音質」で音楽が聴け、曲をフル再生、バックグラウンド再生、シャッフル再生も可能です。

しかし、オフライン再生は不能、音声広告も表示されるなど、コンテンツの利用が制限され不便な点も多くあります。

プレミアムプラン

プレミアムプランは、Spotifyのサービスを利用する上で最もベーシックなプランです。
費用は月額980円で、Spotify上の全ての機能を利用できます。

全ての機能とは、
・曲の音質が「最高音質」で聞けること
・曲を端末にダウンロードしてオフラインでも音楽が聴けること
・広告が入らず再生ができること

などが含まれます。

プレミアムプランは1か月間、費用無料で利用できるので、まずは試してみることがおすすめです。

ファミリープラン

ファミリープランは、Spotifyのサービスを月額1,480円で最大6人まで利用できるプランです。家族が2人以上ならば、個人プランよりもお得にSpotifyを利用できます。

もちろんプレミアムプランと同様、全ての機能を利用できます。
また、ファミリープランならではの機能として、露骨な表現を含む音楽をブロックすることが可能になっています。

学生プラン

学生プランは、学生限定でSpotifyのサービスを月額480円で利用できるプランです。
プレミアムプランと比較して毎月500円も安いので、費用を抑えたい学生の方にはおすすめです。

もちろんプレミアムプランと同様に、全ての機能を利用できます。

Spotifyを店舗のBGMとして使用できるの?費用は?

Spotifyが店舗BGMとして使用できない理由

冒頭でも申し上げましたが、Spotifyは商用使用ができません。
Spotifyは個人の利用のみを対象としているため、費用にかかわらず、商用で使うことができないのです。
無料プラン、有料プランに関係なく、店舗や施設でBGMとしてSpotifyを利用して音楽を流すことは禁止されています。

さらに詳しく説明しますと、一番の大きな問題は著作権です。
Spotifyはさまざまな国のさまざまな楽曲が聞けるサービスですが、それぞれに著作権が存在し、国ごとに著作権の取り決めが異なります。
この著作権問題を、個人利用において、日本国内の利用が可能になるように解決されています。商用利用を可能にするにはさらに別の問題を解決する必要があり、日本国内のSpotifyのサービスについてはこの著作権問題は解決されていません。海外ではすでに商用利用できるSpotifyのサービス(Spotify for Business)が存在しますが、日本においては著作権問題の複雑さなどからサービス提供に至っていません。
そのため、店舗BGMとして使用した場合、法的に罰せられる場合がありますので、不正利用はしないようにしましょう。

他の音楽サブスクは商用利用できるのか

Spotify以外にも以下の音楽サブスク(サブスクリプション)サービスが有名です。

・Apple Music
・YouTube Music
・Amazon Music
・LINE MUSIC

この中で商用利用のできるサービスはあるのでしょうか?
結論、全てのサービスが個人利用を目的としたものであるため商用利用はできません。

著作権問題をクリアして店舗BGMを流す方法

Spotifyなどの音楽サブスクは商用利用できません。
では著作権問題をクリアして店舗BGMを流すにはどうしたらいいのでしょうか。

最もおすすめで、多くの店舗に利用されているのが有料の音楽配信サービスを利用するという方法です。
特に有名なサービスは以下の通りです。

・USEN MUSIC
・USEN MUSIC Entertainment
・OTORAKU
・モンスターチャンネル
・スターデジオAir
・スターデジオ光
・NASH MUSIC CHANNEL

店舗BGMサービスを利用すれば、著作権の複雑な手続きが不要となり、トラブル回避にも繋がります。

また、それぞれの店舗BGMサービスによって
・初期費用の有無
・工事費用の有無(スマホに対応するサービスもあります)
・月額料金
・チャンネル数
・得意とする音楽ジャンル

などが異なっています。

そのため、店舗の用途や目的に最適な店舗BGMサービスを選択することがおすすめです。

まとめ:Spotifyの費用は?Spotifyを店舗BGMとして利用する事はできるの?

Spotifyは個人での利用であればプラン次第で様々な使い方ができますが、店舗や施設での商用使用はできません。
「バレなければ大丈夫だろう」といった考えで、結果としてトラブルになってしまう施設は数多くあります。

著作権関連のトラブル防止のためにも、店舗BGMの利用は店舗BGMサービスの利用がおすすめです。
店舗BGMサービスを利用することで、結果として費用が安く済む場合もあります。是非ご検討ください。

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