有線(USEN)の店舗向け料金は?初期・月額費用と導入の流れ

「店舗に有線(USEN)を導入したいけど、いったいいくらかかるんだろう?」

そんな疑問を持っているオーナー・担当者の方は多いはずです。

BGMは集客やブランドイメージに直結する重要な要素でありながら、費用や手続きの全体像がわかりにくく、導入を先延ばしにしてしまうケースは少なくありません。

この記事では、有線(USEN)の初期費用・月額料金の具体的な目安をはじめ、多くの店舗が有線を選ぶ理由(著作権の安心感・高品質な選曲)、そして工事不要のインターネット型を含む最新の導入方法まで、まとめて解説します。

「自分のお店にはどのプランが合うのか」をスムーズに判断できるよう、必要な情報をすべて網羅しましたので、ぜひ最後までお読みください。

目次

そもそも「有線」と「USEN」の違いは?店舗BGMの基礎知識

「有線」は放送の仕組み、「USEN」は会社名

「有線放送」とは、もともとケーブルや電話回線などを使って音楽・映像を配信する放送形態そのものを指す言葉です。一方「USEN(ユーセン)」は、その有線放送サービスを提供する最大手の会社名の略称であり、正式名は「株式会社USEN」です。

つまり、「有線放送」は配信方式の一種であり、「USEN」がその代表的な会社名ということです。

現在では「店舗BGM=USEN(有線)」という認識でほぼ問題なし

かつては複数の有線放送会社が存在していましたが、現在の店舗向けBGM市場においては、株式会社USENが圧倒的なシェアを誇ります。「有線を入れたい」と言えば、ほぼ「USENのサービスを導入したい」と同義として通じるほど、その名前は店舗オーナーの間に浸透しています。

よって、本記事でも以降は「有線(USEN)」として話を進めます。

有線(USEN)は「チューナー型」「インターネット型」がある

有線(USEN)の店舗BGMサービスは大きく「チューナー型」「インターネット型」に分けられます。

専用回線や機器の設置など、初期工事が発生する場合がありますが、安定性と業務用の耐久性に優れているのが「チューナー型」。

一方、インターネット回線を通じてスマホやタブレットで操作可能なのが「インターネット型」で、こちらは現在の主流になりつつあります。

それぞれの特徴を理解し、店舗の規模や運用方法に合わせて選ぶことが重要です。

有線(USEN)の料金相場は?初期費用と月額まとめ

導入を検討する上でまず気になるのは、やはり費用です。有線(USEN)の料金は、店舗の広さや設備状況、選ぶプランによって異なりますが、一般的な相場感を把握しておくことで、予算計画が立てやすくなります。

初期費用(加入金・基本工事費など)の目安

有線(USEN)の「チューナー型」を新規導入する場合、主に以下の初期費用が発生します。

費用項目目安
加入金数千円〜数万円程度
機器費用(チューナー等)数万円程度(レンタル・購入により異なる)
工事費(配線・アンテナ設置等)数万円〜(店舗規模・状況による)

※上記はあくまで一般的な目安です。店舗の状況(すでに設備が整っているか、スピーカーの数など)によって大きく変動します。正確な費用は、見積もりを取ることをおすすめします。

なお、後述するように「インターネット型」を選択した場合、工事費がかからないケースもあります。初期コストを抑えたい方は、こちらも選択肢に入れてみてください。

月額料金の目安

月額料金は、主に「店舗の広さ(収容人数)」「契約するチャンネル数・プラン内容」によって決まります。

店舗規模の目安月額料金の目安
小規模(〜30坪程度)数千円〜1万円程度
中規模(30〜60坪程度)1万円〜2万円程度
大規模(60坪超)2万円〜それ以上

※プランや契約内容によって大きく異なります。詳細は必ず公式サイトまたは担当者へご確認ください。

月額費用には著作権処理の費用(JASRAC等への手続き)がすべて含まれています。これが有線(USEN)の最大のメリットのひとつでもあります。

【補足】個人事業主でも契約できる?

「個人でお店をやっているけど、有線(USEN)って契約できるの?」という疑問をよくいただきますが、個人事業主でも契約可能なケースが一般的です。法人・個人を問わず、店舗を運営していれば申し込みが可能ですので、ご安心ください。

ただし、審査や必要書類の確認が必要な場合もありますので、詳細は問い合わせ時に確認しておくとスムーズです。

なぜ店舗BGMは有線(USEN)が選ばれるのか?

「月額数千円〜数万円か…高いな」と感じた方もいるかもしれません。しかし、有線(USEN)の料金は単なる音楽再生の対価ではありません。その費用には、運用の手間を軽減できる仕組みや安定した配信環境が含まれています。

最大のメリットは「著作権(JASRAC)手続きが不要」なこと

市販されているCDやダウンロード購入した音楽には、著作権が存在します。店舗でこれらを無断でBGMとして流すためには、原則としてJASRAC(日本音楽著作権協会)等への申請と使用料の支払いが必要です。

有線(USEN)を契約すれば、この著作権に関するすべての手続きはUSEN側が行います。契約内容に基づき、適法な範囲で店舗BGMとして音楽を利用できます。

「著作権の手続きをUSENに丸ごとお任せできる」この一点だけでも、多忙な経営者にとって月額費用を払う十分な理由になります。

市販CDやSpotifyの無断利用は「違法(著作権侵害)」のリスク

「うちは市販CDやSpotifyを流してるから大丈夫」と思っている方は要注意です。市販CD、SpotifyやApple MusicなどのサブスクリプションサービスのBGMとして店舗で利用することは、利用規約上および著作権法上、原則として認められていません。

個人利用のアカウントでBGMを流している場合、著作権侵害として問題になる可能性があります。実際に近年、無断使用を指摘されるケースが増えており、経営リスクとして軽視できない状況になっています。

詳しくはこちらもご覧ください

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有線(USEN)なら、リスクを抑えながら適法に運用できます。

プロが選曲したチャンネルでお店のブランディングが向上

有線(USEN)には、業種・シーン・ターゲット層に合わせた300以上のチャンネルが揃っています(チャンネル数はプランや時期により変動)。音楽のプロが監修した選曲は、単に「音楽が流れている」状態を超え、お店の雰囲気づくりやブランドイメージ向上に直結します。

カフェ向けのおしゃれなBGM、居酒屋の活気ある雰囲気、美容室のリラックス感。それぞれのシーンに最適なチャンネルを選べるのが、有線(USEN)の強みです。

「チューナー型」と「インターネット型」の特徴比較

有線(USEN)の2つのタイプ「チューナー型」「インターネット型」サービスのそれぞれの特徴を以下にまとめます。

「チューナー型」の特徴とメリット

チューナー型サービスは、専用の受信機器(チューナー)を店舗に設置し、スピーカーに接続してBGMを流す従来の方式です。

主な特徴

  • 専門業者による配線や機器設置などの工事が必要な場合がある
  • 初期費用(工事費・機器費)がかかる
  • 安定した配信環境で音楽を再生しやすい
  • 大型店舗や複数スピーカーへの対応がしやすい
  • 業務用途として長期的な運用に適している

店舗規模が大きい場合や、複数の部屋・フロアに音楽を流したい場合は、チューナー型の方が適しているケースが多いです。

「インターネット型」の特徴とメリット

近年、急速に普及しているのがインターネット型サービスです。

工事不要、手持ちのタブレットやスマートフォンにアプリをインストールするだけで、高品質なBGMを即日から利用できます。サービスによっては専用タブレットを使ってより充実した機能を利用することも可能です。

主な特徴

  • 工事不要・初期費用が低い(または不要)
  • 月額料金も比較的リーズナブルなプランが多い
  • 導入がスピーディー(最短当日から利用可能)
  • 小規模店舗や開業直後の店舗に向いている
  • 手持ちのスマホ・タブレットでも始められる

「開業したばかりで初期費用を抑えたい」「まずは試してみたい」という方には、インターネット型が特に向いています。

有線(USEN)の主な「インターネット型」店舗BGMサービス

現在、有線(USEN)では以下のインターネット型店舗BGMサービスが提供されています。それぞれの特徴を簡単にまとめると以下の通りです。

OTORAKU月額3,278円(税込)~
約600のプレイリストを利用可能。BGM機能に特化し、手持ちのスマホやタブレットから使えてリーズナブル。
USEN MUSIC月額6,600円(税込)~
約1,100チャンネルを利用可能(ラジオ番組や有線放送を含む)。専用タブレットを使用し、AIの自動選曲や充実した店内アナウンス機能あり。
USEN MUSIC Entertainment月額12,628円(税込)~
専用のモニター(TV)とタブレットを使用。BGMに加えて、ミュージックビデオの再生、テレビ(地デジ/BS/CS)、カラオケなど、店内のエンタメ演出に必要な機能がすべて揃う最上位サービス。

※2026年3月時点の料金です

自店舗の環境に合わせて最適な方法を選ぼう

有線(USEN)はチューナー型・インターネット型のどちらが優れているというわけではなく、お店の規模・予算・状況によって最適な選択は変わります。

比較ポイントチューナー型インターネット型
初期費用数万円〜低〜無料が多い
工事必要不要
音質・安定性高い環境による
向いている規模中〜大規模店舗小規模〜中規模
導入のスピード数週間〜即日〜数日

「自分のお店にはどちらが合うのか判断できない」という場合は、専門スタッフに相談することで、自店舗に合ったプランを選びやすくなります。

※それぞれのサービス詳細のご確認やご相談、お申し込みはこちらからどうぞ↓

店舗・オフィスBGMなら『USEN MUSIC』『OTORAKU』

【業種別】有線(USEN)の高品質なBGMがもたらす集客効果

BGMの効果は、業種によって異なります。飲食店では回転率や滞在時間に影響し、美容室ではリラックス感の演出、アパレルショップでは購買意欲の向上につながることが知られています。

「自分の業種では、具体的にどんなBGMを選べばいいの?」という疑問をお持ちの方は、以下の記事で業種ごとの実例と選び方を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

店舗BGMはどうしてる?業種別の実例と失敗しない選び方

有線(USEN)の料金に関するよくある質問

料金はいくらから利用できますか?

プランや導入方法によって異なりますが、インターネット型のサービスでは月額数千円から利用できるものもあります。チューナー型は月額1万円前後が目安になるケースが多いですが、店舗規模やプラン内容によって変わります。正確な料金は見積もりをご依頼ください。

初期費用はどのくらいかかりますか?

チューナー型の場合、加入金・機器費・工事費を合わせて数万円〜が目安です。インターネット型の場合は初期費用がかからない、または非常に低額なプランもあります。すでにスピーカーやオーディオ設備が整っている店舗は、工事費が抑えられる場合もあります。

解約金や最低契約期間はありますか?

多くのプランでは最低契約期間(1〜3年程度が一般的)が設けられており、期間内に解約する場合は違約金が発生するケースがあります。契約前に担当者へ必ず確認しておくことをおすすめします。

工事は必須ですか?

チューナー型では配線や機器設置などの工事が必要となる場合があります。一方、インターネット型のサービスであれば工事は不要です。「工事が難しい店舗環境」「賃貸で工事許可が下りない」という場合もインターネット型が対応できます。

費用はかかりますか?(見積もり・相談)

見積もりや初回相談は無料で対応しているサービスが多いです。まずはお気軽にご相談ください。

支払い方法は何がありますか?

口座振替(銀行引き落とし)や請求書払い(振込)が一般的な支払い方法として用意されていることが多いです。クレジットカード払いに対応しているプランもありますが、サービスや契約内容によって異なります。詳細は契約時にご確認ください。

まとめ:著作権を気にせず、高品質な有線(USEN)を店舗に導入しよう

店舗BGMに有線(USEN)を選ぶ理由は、単に「音楽が流れる」からではありません。著作権処理をサービス側で一括対応してもらえる安心感、プロが編成した300以上のチャンネルによる店舗ブランディングの向上。これらはすべて、月額料金に見合う確かな価値です。

有線(USEN)の料金は、「コスト」ではなく、お店の雰囲気と信頼を守るための必要経費と考えるべきでしょう。

導入方法も、従来の工事ありのチューナー型から、工事不要のインターネット型まで選択肢が広がっています。「どちらが自店舗に合うかわからない」「費用感を早めに把握したい」という方は、まずプロに相談してみることをおすすめします。

※USEN導入の詳細は以下からご確認ください↓

店舗・オフィスBGMなら『USEN MUSIC』『OTORAKU』

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