Spotifyは店内BGMで使える?商用利用と著作権について解説

「お店のBGMにSpotifyを使っていいの?」
「プレミアムプランに入れば大丈夫?」

そう悩んでいる店舗オーナーやスタッフの方は多いのではないでしょうか。

結論からお伝えします。Spotifyを店舗のBGMとして流すことは、利用規約および著作権法により、いかなるプランでも禁止されています。

この記事では、なぜSpotifyが店舗で使えないのかをわかりやすく解説した上で、Spotifyのようにスマホやタブレットから手軽に操作でき、著作権の手続きが一切不要な「店舗向けBGMサービス」を紹介します。

知らずに使い続けることのリスクも正直にお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

結論:Spotifyは店内BGMとして商用利用できない!

個人向けプランは全て規約違反になる

Spotifyには無料プランとプレミアムプラン(月額制)がありますが、どちらも「個人の非商用目的」での利用を前提として設計されています。

Spotifyの利用規約には、サービスを商業目的で使用することを明確に禁止する条項が設けられています。店舗・飲食店・サロン・オフィスなどで来客や従業員に向けてBGMとして流す行為は「商用利用」に該当するため、プランの種類に関わらず規約違反となります。

「有料プランを契約しているのだから問題ないはず」と思われがちですが、プレミアムプランの料金は個人が快適に音楽を楽しむためのものであり商用利用の許諾料ではありません。 

料金を払っていることは、店舗での使用を正当化する根拠にはなりません。

Apple MusicやYouTubeなど他の音楽サブスクもNG

「SpotifyがダメならApple Musicは?」「YouTubeを流すのは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、結論は同じです。

多くの音楽サブスクリプションサービスは個人利用を前提としており、店舗BGMとしての利用は規約上制限されているケースが一般的です。

サービス店舗利用
Spotify(無料・プレミアム)❌ 不可
Apple Music❌ 不可
YouTube / YouTube Music❌ 不可
Amazon Music❌ 不可
LINE MUSIC❌ 不可
USEN(店舗向けプラン)✅ 合法・安心

「サブスクリプション全般が店舗BGMとして使えない」という点は、多くの店舗オーナーが見落としがちな重要な事実です。

※安心して使える店舗BGM最大手「USEN」の詳細はこちら↓

店舗・オフィスBGMなら『USEN MUSIC』『OTORAKU』

なぜダメ?Spotifyを店内BGMで流せない2つの理由

① Spotifyの利用規約で「商用利用」が明確に禁止されている

Spotifyの利用規約は、ユーザーが音楽を「個人的・非商業的」な目的でのみ使用することを許諾しています。店舗でBGMとして流す行為は、たとえ入場料や音楽料を徴収していなくても、不特定多数の来客に向けて音楽を提供するという点で「商用利用」と見なされます。

規約に違反した場合、Spotifyは予告なくアカウントを停止・解約する権利を持っており、それまで利用していたプレイリストや設定も利用できなくなる可能性があります。

② 著作権法上の「演奏権・公衆送信権」の侵害にあたる

規約違反だけでなく、著作権法上の問題も発生します。

音楽には「著作権」があり、その中でも店舗でのBGM使用に深く関わるのが「演奏権」です。演奏権とは、著作物(楽曲)を公衆の前で演奏・再生する権利のことで、作曲家・作詞家・音楽出版社などの権利者が保有しています。

店舗でSpotifyを流す行為は、権利者に無断でこの「演奏権」を行使することになり、著作権上の問題となる可能性があります。

また、インターネット経由でSpotifyのサーバーから音楽データを受信して再生するという行為は、「公衆送信権」の観点からも問題になりうる行為です。

Spotifyは、権利者からの音楽の利用許諾を「個人向け」に取得しています。つまり、Spotifyが権利者と結んでいる契約の範囲外で音楽を使用することは、権利者に対する直接の侵害行為となり得るのです。

無断使用がバレた場合のリスク(アカウント停止・損害賠償)

過去に全国一斉で法的措置(民事調停)が行われた事例

「バレなければいいのでは」と思う方もいるかもしれませんが、音楽著作権の管理団体であるJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)は、全国の店舗に対して継続的な調査活動を実施しています。

実際に、JASRACは過去に全国の飲食店・小売店・美容室などに対して一斉に民事調停の申し立てを行ったことがあります。対象となった店舗の中には、「知らなかった」「少し流していただけ」というケースも多く含まれていましたが、法的手続きに「知らなかった」という言い訳は通用しません。

警告を無視し続けるとどうなる?発覚から賠償までの流れ

JASRACによる調査・指導は、おおむね以下のような流れで進みます。

① JASRACの調査員が店舗を訪問・確認 スタッフが実際に来店し、BGMの使用状況を確認します。会話形式での確認が行われるケースもあります。

② 使用楽曲の申告・申請を求める通知が届く 調査後、JASRACから正式に著作権使用料の申告・支払いを求める書面が届きます。

③ 警告を無視・放置した場合 民事調停、さらには民事訴訟へと発展します。この段階になると、過去に遡って著作権使用料が請求されるため、支払い総額が大幅に膨らむ可能性があります。悪質と判断された場合には、刑事罰(著作権法違反)の対象となるケースもあります。

④ 損害賠償の支払い 調停・訴訟の結果、未払いの著作権使用料に加え、損害賠償や調停・訴訟にかかる費用の負担を求められることがあります。

「少しくらい大丈夫」という認識が、ある日突然、深刻な法的リスクに転じる。

それが著作権問題の怖いところです。

【要注意】CDやスマホの曲を店で流すのも違法?

そのまま流すのはNG!JASRACへの申請が必要

「サブスクがダメなら、自分で購入したCDをかければいい」と考える方も多いのですが、これも同様にJASRACへの申請と著作権使用料の支払いが必要です。

CDを購入した際に支払う代金は「個人で楽しむ」ための対価であり、店舗で来客に聴かせることへの許諾料ではありません。iTunesやAmazon Musicで購入した楽曲ファイルも同様です。

著作権法では、「私的使用」の範囲を「個人的または家庭内における使用」に限定しています。店舗での使用はこの範囲を超えるため、たとえ正規に購入した音源であっても、JASRACへの申請なしに流すことは著作権侵害にあたります。

自分で手続きする際の手間と著作権使用料の目安

JASRACへ自分で申請する場合、以下のような手続きと費用が発生します。

手続きの流れ

  • JASRACの公式サイトから「BGM使用」として申請
  • 店舗の面積・業態・使用楽曲のジャンルなどの情報を申告
  • 毎年更新手続きが必要

著作権使用料の目安(2024年時点)

  • 飲食店(面積・演奏形態によって異なる):年間6,000円〜数万円
  • 美容室・エステ:年間6,000円〜
  • 小売店:規模に応じて変動

さらに、使用楽曲によってはレコード会社(原盤権)への申請も別途必要になる場合があります。

このように、CDを自前で流すだけでも、申請の手間・毎年の更新作業・複数機関への対応が発生します。

その煩雑さを考えると、後述する店舗向けBGMサービスの「ラクさ」は大きなメリットといえます。

Spotifyの代わりはこれ!合法かつ手軽に店内BGMを流す方法

著作権手続き不要!店舗向けBGMアプリ・サービスを利用する

ここまで読んで、「では、どうすればいいの?」と思われた方のために、解決策をお伝えします。

それが「店舗向けBGMサービス」の利用です。

店舗向けBGMサービスとは、著作権処理がサービス側で一括対応されており、ユーザー(店舗オーナー)が個別にJASRACへ申請する必要がないサービスです。月額料金を支払うだけで、適法な範囲で音楽を店舗BGMとして利用できます。

主なメリットは以下の通りです。

  • 著作権手続きが一切不要(サービス側が一括処理)
  • 業態・雰囲気に合わせたプレイリストが豊富
  • スマホ・タブレットから手軽に操作可能なサービスも多い
  • JASRAC等への二重払いが不要

店舗の雰囲気・業態に合わせたBGM選びの重要性

店内BGMは、単なる「音の穴埋め」ではありません。適切なBGMは、来店客の滞在時間・購買意欲・再来店率に直接影響を与えることが、国内外の研究で示されています。

たとえば、

  • 美容室・エステ:リラクゼーション効果のある落ち着いた音楽がリピート率向上に貢献
  • カフェ・飲食店:テンポのある曲はテーブル回転率を高め、スローな曲は客単価を上げやすい
  • アパレル・小売店:ブランドイメージに合ったBGMが購買意欲を刺激する

BGMへの投資は、店舗ブランドへの投資でもあります。著作権リスクを抱えた状態で使い続けるよりも、安心して使える専用サービスで店舗の価値を高める方が、長期的には明らかにコスト効率が良いと言えます。

※店舗BGM最大手、USENの導入はこちらから↓

Spotifyみたいにスマホで使える!おすすめの店舗BGMサービス

店舗BGMの最大手「USEN」が圧倒的に選ばれる理由

店舗向けBGMサービスの中でも、業界最大手(※1)がUSEN(ユーセン)です。

(※1)参照:2025年1月時点、株式会社USEN調べ/インターネット調査/店舗従事者を対象にした「店舗BGMサービス」に関する調査(出典: https://usen.com/

USENといえば「大掛かりな工事が必要で、コストも高い」というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、それは過去の話です。

現在のUSENは、工事不要、インターネット環境とスマホ・タブレットだけで始められるサービスも提供しており、導入のハードルは大幅に下がっています。

USENが選ばれる主な理由

  • 累計導入店舗数は全国で圧倒的なシェアを持ち、信頼と実績が豊富
  • 飲食・小売・美容・医療など業態別に最適化されたチャンネルが数百種類以上
  • 著作権処理は完全にUSEN側が対応(追加費用・手続き不要)
  • 専任スタッフによるサポート体制が充実

アプリで手軽にプレイリスト作成!OTORAKUならSpotify感覚

USENが提供するサービスのひとつ、OTORAKU(オトラク)は、手持ちのスマホやタブレットのアプリから操作できる店舗向けBGMサービスです。

Spotifyを使ったことがある方なら、その感覚に近い操作感でBGM管理が可能です。

OTORAKUの主な特徴

  • 手持ちのスマホ・タブレットのアプリだけで完結(専用機器の設置・工事不要)
  • 豊富なプレイリストからシーン・時間帯に合わせて自由に選曲
  • 著作権処理済みのため、JASRACへの別途申請は不要
  • 初期費用を抑えて導入可能
  • 月額料金のみでプロが制作した高品質な音楽を使い放題

「Spotifyのように手軽にスマホで操作したい」「でも著作権リスクは絶対に避けたい」そのニーズを両立できるサービスです。

OTORAKUのより詳しい解説は以下のページもご参照ください。

あわせて読みたい
OTORAKUの評判は?料金・著作権・USENとの違いを店舗経営目線で徹底解説 「お店でBGMを流したいけど、著作権って大丈夫なの?」「USENは工事費が高そうで...もっと手軽な方法はないの?」「選曲が面倒で、プロに任せたい...」  開業・運...

USENは、用途やご希望に応じて3つのサービスがあります。

OTORAKU月額3,278円(税込)~
約600のプレイリストを利用可能。BGM機能に特化し、手持ちのスマホやタブレットから使えてリーズナブル。
USEN MUSIC月額6,600円(税込)~
約1,100チャンネルを利用可能(ラジオ番組や有線放送を含む)。専用タブレットを使用し、AIの自動選曲や充実した店内アナウンス機能あり。
USEN MUSIC Entertainment月額12,628円(税込)~
専用のモニター(TV)とタブレットを使用。BGMに加えて、ミュージックビデオの再生、テレビ(地デジ/BS/CS)、カラオケなど、店内のエンタメ演出に必要な機能がすべて揃う最上位サービス。

※2026年3月時点の料金です

まずはそれぞれのサービス内容の確認や、無料相談から気軽に始めてみるのをおすすめします↓

まとめ:店内BGMは著作権フリーで安心の店舗向けサービスを選ぼう

この記事のポイントを整理します。

  • Spotifyはいかなるプランでも店舗BGMとして使用不可(利用規約・著作権法いずれの観点からも違反)
  • Apple Music・YouTube Musicなど他の音楽サブスクも同様にNG
  • 購入したCDやスマホの楽曲も、JASRACへの申請なしに店舗で流すことは著作権侵害
  • 無断使用が発覚した場合、民事調停・訴訟・過去に遡った使用料請求のリスクがある
  • 解決策は「店舗向けBGMサービス」の利用。著作権処理が不要で、月額費用だけで合法的に使い放題
  • USENのOTORAKUなら、Spotify感覚でスマホから手軽に操作できる

お客様のために流す音楽だからこそ、著作権もしっかりクリアした上で選びたいもの。個人で楽しむ場合はSpotifyを、店舗のBGMには専用サービスを使い分けることで、リスク管理と店舗ブランディングの両立が可能です。

USENのサービスに興味をお持ちの方はこちらからご確認ください↓

店舗・オフィスBGMなら『USEN MUSIC』『OTORAKU』

※ 本記事の著作権関連情報は執筆時点(2025年)の法令・JASRACの規定に基づいています。最新情報はJASRAC公式サイトおよびUSEN公式サイトをご確認ください。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!