店舗用BGMを流す際にどのようなアンプが必要になる? – 開業支援のオフィス店舗経営.COM|店舗オーナー様をトータルサポート

2020.5.7

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店舗用BGMを流す際にどのようなアンプが必要になる?

アンプと聞くと、「どんな機材なの?」「使い方が分からない」といった方が多いかもしれません。
「そもそも店舗用のBGMを流すのにアンプって必要なの?」と思っている方もいるでしょう。

実は、アンプは店舗用のBGMを流す際に大きな役割を果たしています。
店舗にBGMを流す際に、スピーカーのみでなくアンプも使う理由はあるのか、またアンプの種類や選ぶ際の注意点などを説明していきます。

店舗用のBGMを流す際にアンプは必要なのか?

店舗用のBGMを流す際に、アンプはどういった役割を果たすのでしょうか。
BGMを流す際には、プレイヤーで再生させスピーカーで音を鳴らすといったイメージが一般的でしょう。
しかし、スピーカーだけではBGMは聞こえません。BGMを流すためにはアンプが必要です。

アンプはプレイヤーから送られてきた信号を増幅させて、スピーカーに送り込むといった役割を果たしています。
実は、一般的にスピーカーだと思われている物にもアンプが内蔵されているのです。
そのため、プレイヤーで再生された音楽がスピーカーから聞こえてきます。

狭い店舗であれば、アンプ内蔵のスピーカーで十分ですが、スーパーや美容室などの店舗は広いため、出力のあるアンプでないと音が響き渡りません。
そのため、店舗用のBGMを流すには別付けのアンプが必要となります。

店舗用のBGMを流すアンプには2種類ある

アンプには、ローインピーダンスハイインピーダンスの2種類があります。

ローインピーダンスのアンプの特徴としては、ハイインピーダンスのアンプよりも音質が良いことです。
しかし、1つの出力端子に1台のスピーカーしか接続できません。

一方、ハイインピーダンスのアンプの特徴は、たくさんのスピーカーと接続できる点です。
しかし、ローインピーダンスのアンプに比べて音質が悪くなるデメリットがあります。

このように、それぞれのアンプにはメリット・デメリットがあります。
音質を重視するようなBarやカフェなどは、ローインピーダンスのアンプを。
スーパーや衣料品店などの広い店舗の場合には、たくさんのスピーカーと接続できるハイインピーダンスのアンプを選べばよいでしょう。

参考:https://www.soundhouse.co.jp/howto/pa/amp-high-low/

店舗用のBGMを流すアンプを選ぶ際の注意点

アンプを選ぶ際には、注意しなければならないことがいくつかあります。

ローインピーダンスのアンプは、スピーカーの許容範囲を超える出力のアンプを接続すると、設定によってはスピーカーが壊れてしまう恐れがあります。
スピーカーのワット数が50Wの場合は、ローインピーダンスのアンプは40Wくらいを選びましょう。

ハイインピーダンスのアンプは、スピーカーの台数に注意が必要です。
ハイインピーダンスのアンプの出力が100Wであれば、20Wのスピーカーは5台までとしましょう。
スピーカーの個数と規格に合ったアンプを選ぶことが重要です。

また、店舗の広さによっても必要なスピーカーの台数は変わってきます。
目安としては、店舗の広さが30坪であればスピーカーは2台、50坪であれば4台、100坪であれば6台くらい必要となります。
スピーカーの個数と規格の事も考えて、店舗用のアンプを選びましょう。

まとめ:店舗用BGMを流す際にどのようなアンプが必要になる?

今回は、店舗用BGMを流す際にどのようなアンプが必要なのか?をご案内してきましたが、いかがだったでしょうか?
店舗用にBGMを流すためにはアンプが必要で、選ぶ際はスピーカーとアンプの個数や規格に注意する必要があるということでした。

また、アンプにはローインピーダンスとハイインピーダンスのアンプがあり、それぞれ特徴が違います。
店舗用BGMの音質にこだわるのであればローインピーダンスのアンプを、音質よりも広い店内に滞りなくBGMを流したいのであればハイインピーダンスのアンプを選ぶといいでしょう。

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