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パートの採用基準はどう決める?面接で聞くべきポイント3つ

パート採用時にしっかりとした基準を設けているという店舗は、実は意外と少ないのではないでしょうか?
人手が足りていないから募集するだけでは、定着率が上がらず入れ替わりの激しい職場になってしまう恐れがあります。

そこで本記事では、パートの採用基準について詳しく解説していきたいと思います。
これから開業予定の方や、すでに経営されている方必見の情報です。

ミスマッチを防ぐためにも採用基準は設けよう

パートなど非正規雇用の選考であっても、採用基準を設けることは大切です。
これまで基準を設けず「なんとなく良さそうな人を採用する」という姿勢だった場合、職場とのミスマッチが生まれる可能性があります。

同じ業界を経験していても、会社や店舗によって求められているカラーは異なります。
そのため、まずは採用する側が基準を設けるべきだと言えるでしょう。

採用基準
・その職場において最低限必要な条件
・人間的に理想的な性質

2つの観点から設けることが多いです。

前者はスキルや経験などを指す「後天的要素」、後者はその人が持つ「先天的要素」で、それぞれを判断するために採用基準が必要となるのです。

清潔感はあるか?

容姿でその人の性質を判断してはいけませんが、見た目の清潔感や印象は大切です。
特にパートやアルバイトの面接は私服で行われることがほとんどなので、本人の意識が現れやすい場面でもあります。

・服装は華美すぎたり、汚れてはいたりしないか
・職場が求める髪型や髪色の範疇か
・面接ということを意識している身なりか

などのポイントは、どんな仕事でも最低限必要な要素です。

業種によってはより細かくマナーや身だしなみを求められることもありますが、それに適した準備ができるか?という心意気も採用基準となります。

会話の店舗や受け答えはどうか?

接客業や忙しい現場だと、それ相応のスピード感が求められます。
・会話のテンポ感
・話す姿勢/聞く姿勢
・内容の組み立て方
・こちらの言っていることが理解できるか
・場に合った言葉遣い

などからその人の素質を見極めましょう。

必ずしもテキパキと話すから良い、ゆったり話すからダメということではありません。
一見テンポよく話していても、自分の話ばかりで相手と会話を成り立たせようという気がない人もたくさんいます。
それを見極めるためには、「こちらが話しているときの態度」を見逃さないことです。

面接時に
・会社理念
・店舗としての方針
・仕事をする上での考え方

などについて説明している時に、きちんと人の話を聞く姿勢が取れているかをチェックしましょう。

面接管の話をちゃんとした態度で聞けないという場合は、採用後も職場の人間とコミュニケーションを取ることが難しくなるかもしれません。

継続できそうか

過去の職歴や話しの内容から継続勤務ができるか?という点もかなり重要な要素です。
短期間でパートをやめることが多すぎる人は、仕事が長続きしないタイプかもしれません。

パートであっても大事な戦力なので、業務をきちんと任せられる人を選びましょう。
必要なことを話さないことはもちろんいけませんが、面接時にいきなりハイテンションで語るというケースも注意が必要です。その熱量が継続されにくいかもしれません。

もちろん、人それぞれ事情があるので転職回数だけでは性質は測れません。
きちんと分かりやすく履歴書に理由が書かれているか、面接時に納得できる説明ができるか?が大切になってきます。

まとめ:パートの採用基準はどう決める?面接で聞くべきポイント3つ

この記事では、パートの採用基準についてお伝えいたしました。
現場に合った人材を確保するためにも、採用基準を設けることは大切です。

本文中でもお伝えしたように、
・身なりに清潔感はあるか
・会話の受け答えや姿勢
・継続勤務できる人かどうか

という3つのポイントは、面接採用で意識したい点となります。