ひかり電話で国際電話をかけるには？通話料はどれぐらいかかるの？

「ひかり電話を利用しているが国際電話を利用するにはどうすればいいのだろう・・・」
「ひかり電話から国際電話をかける場合はどのぐらいの料金がかかるのだろう・・・」
このような方はいらっしゃいませんか？

ひかり電話で利用できる国際電話は、出張や取引などで役立ちます。
特に昨今では現地に赴くよりも、通話などでやり取りをする機会が増えてきているでしょう。

そこで本記事では、ひかり電話を利用して国際電話をかける方法や通話料についてご説明していきたいと思います。

ひかり電話で国際電話をかける方法について

ひかり電話で国際電話をかける方法は、以下の通りです。

「010+国番号+エリアコード+電話番号」
または、
「010+国番号+携帯電話番号」
でダイヤルすると国際電話が利用できます。

最初の010は国際電話を利用するために不可欠な番号で、最初にこの番号を付けることで国際電話だと判断されます。

次の国番号は、カントリーコードとも呼ばれ、国ごとに割り振られた番号を指します。
例えば、アメリカにかける場合のカントリーコードは1、日本は81、中国は86です。

固定電話に国際電話をかける場合はエリアコードも必要となってきますが、エリアコードは市外局番のことです。
注意すべき点として、市外局番の最初の0は省いて入力します。

ニューヨークに国際電話をかける場合0212ではなく212となり、東京にかける場合は03ではなく3となります。
これは携帯電話に掛ける場合も同様で、090あるいは080の最初の0も省略して入力してください。

参考：https://flets.com/hikaridenwa/charge/inter.html

国によって通話料は異なる

国内でひかり電話を使う場合、相手が固定電話であれば距離に関係なく通話料金は一律で8.8円/3分ですが、国際電話をかける場合国や地域によって料金は異なります。

例えば、
ヨーロッパ圏（イタリア/フランス/イギリスなど）：20円/1分
東アジア圏（中国/韓国/台湾など）：30円/1分
北欧（フィンランド/デンマークなど）：30円/1分
などです。

通話料が安い国として、アメリカ・ハワイの9円/1分やグアムの20円/1分などがあります。
アメリカやハワイへの国際電話は、国内通話に次ぐ水準で安いことが分かります。

逆に通話料が高い地域は、
イラク共和国：225円/1分
サントメ・プリンシペ民主共和国：200円/1分
セントへレナ島：250円/1分
ギニアビサウ共和国：250円/1分
などがあります。

※上記は2020年7/24日時点の税込み価格になります

参考：https://flets.com/hikaridenwa/charge/inter.html

通話料金は、距離や国家間の決まり、通話先のインフラなど様々な要因で変わります。
「高額な通話料になってしまった…」ということがないように、電話をかける前にフレッツ光のサイトなどで、国ごとの通話料金を調べておきましょう。

国際通話を利用しない場合は電話発信の規制も可能

国際通話を利用しないのであれば、海外向けの電話発信を規制することも可能です。
そもそも、規制をする方は少ないでしょうが、規制が可能である背景にはひかり電話の不正利用を防ぐ目的があります。

第三者の不正利用によって国際通話がかけられてしまい、見覚えのない通話料を請求されてしまうという被害が増加した事があったので、NTTが対応したものです。

もし、規制したい場合は0120-116116（午前9時～午後5時-土日祝日も受付）に連絡して、その旨を伝えれば対応してくれます。

参考：https://www.ntt-west.co.jp/info/support/attention4.html

まとめ：ひかり電話で国際電話をかけるには？通話料はどれぐらいかかるの？

今回はひかり電話で国際電話をかける方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか？
ひかり電話は国内通話だけでなく、国際電話も利用できることが分かりました。

今回の内容をまとめると、
・ひかり電話から国際電話する為には、010が不可欠な番号
・国際電話の料金は国ごとによって変わる
・固定電話にかける場合はエリアコードが必要
という事でした。

国内通話とは違って通話料金が国や地域によって大きく異なるので、通話をする前の確認は、必ずしておくことをおすすめします。