ひかり電話で転用を検討するなら知っておくべきMNPならぬLNPとは一体!?

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「加入電話からひかり電話に変更する際に電話番号は変更する必要があるのかな?」
「転用した場合に電話番号は変更する必要があるのかな?」
実は、上記のような場合であってもLNPによって電話番号を引き継ぐことが可能です。

同じ番号を引き継ぐという点では、MNPを思い浮かべる方も多いかと思います。
そこでこの記事では、
・MNPとLNPの違い
・LNPが必要なケース
・光コラボ同士で引継ぎを行う方法
について解説していきます。

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そもそもMNPとは?

そもそもMNPとは、Mobile Number Portabilityの略で携帯電話の番号を、そのまま他キャリアに引き継げる仕組みのことです。

料金やサービスなどの要因で、他のキャリアに変えたいけど番号が変わってしまうと手間がかかりますよね。
番号変更のお知らせを知人にしなければならなかったり、仕事用携帯を変更するなら仕事相手に通知をしなければなかったりするのが大変でした。

しかし、MNPの登場でこれまで使っていた携帯の番号が乗り換え後も使えるようになったんです。

MNPの手続きは、
1.乗り換え前のキャリアに申請してMNP予約番号を取得する
2.予約番号の期限内に乗り換え先のキャリアに申し込む
という2ステップだけなので簡単。

LNPも基本的には、これと同じ仕組みですね。
次の項目で詳しくご説明したいと思います。

LNP(番号ポータビリティ)はどのような時に必要なの?

LNPの正式名称はLocal Number Portabilityで固定電話版の番号ポータビリティですが、番号引継ぎができるケースとそうでないケースがあります。

【番号の引き継ぎが可能なケース】
・NTTの加入電話からひかり電話に変えた場合
・ひかり電話から光コラボの光電話に乗り換える場合

【番号の引き継ぎができないケース】
・NTT東日本からNTT西日本など管轄を超える移転をした場合
・電話加入権のない加入電話・ライトプランからひかり電話に乗り換える場合
などです。

LNPの手続きは、
NTTの固定電話(加入電話):ひかり電話等新しいキャリアを開通後、NTTの固定電話を休止して新しいサービスへ引き継ぐ。というような手順を踏みます。

契約している内容によっては解約金等が発生する可能性もありますので、タイミングに注意しましょう。

光コラボ同士で乗り換えるときもLNPが可能に!

ひと昔前は、光コラボ同士で乗り換えをする場合は、電話番号を変更しなくてはいけませんでした。
光コラボ→光コラボの乗り換え自体ができず、一度解約して契約しなおさなければいけなかったのです。

そのためひかり電話も、アナログ戻しという作業を挟むか、電話番号を変更するといった手間が必要だったのです。

しかし、2019年7月から光コラボ同士でも解約せずに、乗り換えができるようになりました。それに伴い、ひかり電話もそのままの番号で引き継げるようになり、手間が減ったのです。

光コラボ同士での乗り換えは、以下の通りです。
1.現在契約している光コラボ業者から「事業者変更承諾番号」を取得する
2.乗り換えたい事業者に「事業者変更承諾番号」をあわせて乗り換え手続きを行う

注意したいのが、「事業者変更承諾番号」は有効期限が15日間ということ。
この期限を過ぎてしまうと、事業者変更承諾番号を再度取得する必要があります。

まとめ:ひかり電話で転用を検討するなら知っておくべきMNPならぬLNPとは一体!?

今回は、ひかり電話の番号引き継ぎができるLNPについてご紹介いたしました。
「光コラボの乗り換えを検討しているけど、番号が変わるのがネック・・・」と感じていた方もいるかもしれませんね。

しかし、本記事でご紹介した通り光コラボ同士の乗り換えがしやすくなり、ひかり電話も同じ番号を使い続けられるようになりました。

今まで電話の引き継ぎができないと思っていた方や、LNPについて知らなかった方の参考になれば幸いです。
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