ビジネスフォンの工事をする前に知っておきたい事前知識について

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オフィスにビジネスフォンを導入する際や、ビジネスフォンを新しく買い替える際には、設置工事や設定が必要です。
そして、ビジネスフォンの設置工事は自分たちで行うのは現実的ではなく、専門業者に依頼することとなります。

ビジネスフォンの工事依頼は頻繁にする事ではないので、どのような準備をしたらよいか戸惑う方も少なくないはず。
そこで今回は、「ビジネスフォンの工事をする前に知っておきたい事前知識」についてご紹介します。

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工事を依頼する業者を選ぶ際のポイント

ビジネスフォン工事を専門業者に依頼する場合、まずしなければならないのは業者の選定です。

業者選びの際に、価格の安さだけで選んでしまうと失敗することが多々あります。
以下では業者選びのポイントをご紹介していきます。

工事実施に必要な免許を保持しているか

ビジネスフォンの工事を依頼するときは、その業者が工事実施に必要な免許を保持しているか確認しましょう。
電話工事を実施するためには「電気通信の工事担任者」の国家資格が必要です。

格安な業者の中には、工事担当者の資格を誰も持っていないまま、ビジネスフォンの工事を受けている業者がいるそうです。
そうした業者に工事依頼すると、のちにトラブルが起きても対応してもらえないこともあるので注意しましょう。

見積書がわかりやすい業者を選ぶ

本題に入る前に、ビジネスフォンの設置にかかる費用について考えたいと思います。
電話機の購入代価は1台あたり4,000円~4万円程です。
開きがあるのは電話機を中古にするか新品にするかで変わってくるためで、当然新品の電話機を導入すると費用は高くなります。
主装置は10万円から30万円の間で購入可能です。

工事費に関しては電話機1台あたりで1~2万円ほどです。
その内訳として、電話機搬入・設置に3,000円から5,000円/1台、オフィス内の配線工事がケーブル1mあたり500円~800円程、主装置の設定が2,000円~4,000円程これらを合算して1~2万円程度となります。

ビジネスフォンの工事を受けている業者の中には、上記の費用項目などについてわざとわかりにくく見積書を作成し、他の業者の見積書にないような費用を上乗せする業者もいます。
他の業者の見積書と比べてわかりにくい記載が多い場合は、費用の算出根拠や詳細を業者に問い合わせるようにしましょう。

事前打ち合わせがしっかりしていない業者は選ばない

ビジネスフォンの工事業者の中には、事前の打ち合わせをしっかりせずに工事を着手してしまう業者もあります。
すぐ工事に取り掛かってもらえる点ではよいのですが、事前打ち合わせがしっかりしていない業者はあまりおすすめできません。
打ち合わせを十分に行わなかった結果、工事が大幅に遅れてしまったり、オフィスの不便な場所に主装置が置かれてしまったりする可能性がある為です。

契約をする前に、事前の打ち合わせや下見について確認しましょう。

相見積もりが重要

ビジネスフォンの工事を依頼する業者は、最初から1つに決めてしまうのではなく、複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」を行いましょう。

相見積もりをすることで、それぞれの業者の良いところと悪いところが浮き彫りになりますし、値引き交渉ができるので工事費用を抑えることもできます。

まとめ:ビジネスフォンの工事をする前に知っておきたい事前知識について

導入したビジネスフォンは、買い替えをするまで利用することになります。
その間に電話機や回線のトラブルが発生した時には、ビジネスフォンの工事を依頼した業者に修理の依頼することになります。

また、定期的なメンテナンスなどもあります。
業者とは導入したビジネスフォンを利用している間はずっと関係が続くことになる可能性が高いですから、アフターフォローなどの将来的なことも考えて選ぶようにしましょう。

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