天井埋め込み型のスピーカーは、店舗用音響の中でも人気のある設備です。
この記事では、
・天井埋め込みスピーカーのメリット
・埋め込みスピーカーの種類
・それぞれの選び方のポイント
を項目ごとに解説したいと思います。
Contents
天井埋め込みスピーカーを店舗に使うメリット
埋め込みタイプは、天井に穴をあけて設置するスピーカーです。
自宅でもリビングやお風呂に設置する人もいますが、工事が必要なのでどちらかというと店舗向けの設備と言えるかもしれません。
店舗に天井埋め込み型のスピーカーを用いるメリットを2つ厳選してご紹介いたします。
店内のスペースを有効活用できる
店舗で使う場合は、家庭用ではなく業務用のスピーカーが必要です。
個人で使うものよりも大きい傾向があるので、機材や店舗によっては設置にスペースが必要なケースもあるでしょう。
店舗の空間に色々と置かれてしまうと、狭く感じてしまって落ち着かなくなってしまいます。
天井埋め込み型のスピーカーは設置工事が必要なものの、店内の面積は変わりません。
物件は自由に広さを変えられないので、限られた面積を有効活用するためにも天井埋め込みスピーカーは大変おすすめです。
上から音がなるので邪魔にならない
スピーカーを設置する位置によっては、音がダイレクトに届きすぎてしまうことも。
カフェやゆったりとした空間や会話を楽しむバーでは、BGMが主張しすぎることはあまりいい環境とは言えません。
天井という高い位置から音が鳴るので、会話の邪魔をせずちょうどいい音量でBGMが楽しめますよ。
また、スピーカーの位置や向きによる音のムラも発生しにくいので、店内のどこの場所にいても快適に過ごすことが出来ます。
埋め込みスピーカーにも種類がある!それぞれの選び方
埋め込みだけでなく、スピーカーにはアンプがついているものとそうでないものがあります。
それぞれに名称があり、異なる特徴があるので選び方のポイントと合わせて解説いたします。
パッシブスピーカー
パッシブスピーカーとは、スピーカーとアンプが別になっているタイプのスピーカーです。
専用性や組み合わせの自由度が高いことから、音質や響き方などBGMのクオリティについてこだわりたいという方におすすめです。
ただ組み合わせ方や接続の仕方などは、操作の手間がかかることもあり知識がないと難しいです。
比較的値段は高めですが、品質を追求したい方やジャズバーなど音楽が店舗において重要な役割を持つ方から支持されています。
パッシブスピーカーの製品を選ぶ上で、
・周波数等スピーカーの特性
・構成に必要なユニット数
・メーカーの特性
などを重視する方が多いようです。
アクティブスピーカー
アクティブスピーカーは、アンプとスピーカーが一緒になったタイプの総称です。
調整などは不要なので、業務用だけでなく家庭用スピーカーからスマホ・パソコン用としても広く使われています。
埋め込みスピーカーにもアクティブスピーカーがあり、以前はパッシブスピーカーと比較すると音質や音圧が劣ると言われておりましたが、現在ではメーカーの技術向上などもあり高い品質の製品も多いです。
アクティブスピーカーは、手軽に利用できるものも多いので店舗で使うなら音質が優れたものを選ぶとよいでしょう。
まとめ:天井埋め込み型のスピーカーは店舗にぴったり?メリットや選び方を解説!
今回は、埋め込み型のスピーカーについてご紹介いたしました。
・埋め込み型のスピーカーは均一にBGM放送ができて省スペースなので店舗使用に向いている
・パッシブスピーカーはアンプを別に用意しなければいけないが音質がいい
・アクティブスピーカーはアンプ一体型になっている
上記3点が本記事のポイントです。
スピーカー周りについての理解を進めることは、店舗づくりにおいてメリットにもなりますよ。